こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
人材育成を行なう際には、押しつけるべきことと、押しつけてはいけない
ことがあります。
押しつけるべきこととは、理念、重要価値、行動指針などの会社が大切にしている
考え方です。
それらの考えが嫌だというのであれば、その会社から出て行けばいいのです。
一方、押しつけてはいけないものは上司の個人的な価値観です。
押しつけていいことと、そうでないことを見極めて人材育成を行ないましょう。
現在、ブログをリニューアルしております。
オープンまでしばらくお待ちください。
ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願い致します。
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岡野宏量/HIROKAZU OKANO
お問い合わせ:strength.okano@gmail.com
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
人材育成を行なう際には、押しつけるべきことと、押しつけてはいけない
ことがあります。
押しつけるべきこととは、理念、重要価値、行動指針などの会社が大切にしている
考え方です。
それらの考えが嫌だというのであれば、その会社から出て行けばいいのです。
一方、押しつけてはいけないものは上司の個人的な価値観です。
押しつけていいことと、そうでないことを見極めて人材育成を行ないましょう。
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
「ドリルを売るな、穴を売れ」
お客様はドリルを買いたくて買うのでは無く、穴を開けたいからドリルを買う。
マーケティング関連の本を読んだがことがある人であれば、どこかで耳にしたことが
ある内容かもしれません。
上記の話は、お客様にとっては目的(本当に欲しいもの)は穴であり、ドリルは手段に
過ぎないということです。
そのため、お客様に聞くべきは
「どのようなドリルを欲しいですか?」ではなく、
「どのような穴が欲しいですか?」というのが正しい質問です。
しかし、多くの営業マンや販売スタッフは、ドリルに焦点を当ててしまい、
本当にお客様が欲しいものに意識が向いていないということがあります。
皆さんのお店、会社ではいかがでしょうか?
お客様が本当に欲しがっている「穴」に意識が向いていますか?
また、そもそもお客様のお店にとって「穴」とは何を意味するでしょうか?
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
何気ない会話から、思いがけず有益な情報を手に入れることがあります。
その一方で、狙って誰かに会って情報を取りに行くこともあります。
人から情報を得るパターンには大きく2種類がり、偶然によるものと故意的なものに
分けられます。
経営に有益な情報を社内から収集する場合には、上記2つのパターンの情報収集を併せて
実施するのがいいでしょう。
意図して情報収集をするという意味では、会議や定期的な情報提出が有効です。
また、偶然から生まれる情報収集という意味では、接触の機会を増やすことが有効と言えます。
つまり、廊下などで従業員に会った場合でも、なるべく話をするようにします。
あなたは、どのような情報収集を行なっていますか?
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
社内の中で、あるいは顧客に対して自分の価値を発揮していくことは大切です。
社会人として、自分の価値をより広めていくために、読書、勉強など様々な
自己投資に励んでいる人も多いと思います。
つまり、社会人として自己の人材としての商品価値をどのようにプロデュースして
いくかというテーマの話になります。
自己をプロデュースするための簡単なポイントは、
「自分がどういうテーマで相談をされるようになるか?」ということです。
職場にも色々な人がいる中で、上司や同僚、あるいはお客様が他の従業員ではなく、
あなたに相談したいと思うテーマは何でしょうか?
このテーマを知り、それを掘り下げていくことが自己プロデュースとも言えます。
「〜〜というテーマを相談するなら、○○さんだ」と認識されるようにしましょう。
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
先週、NBAロサンゼルスレイカーズで活躍したコービーブライアント選手がヘリコプターの
事故で亡くなりました。
コービーブライアント選手はバスケ界の大スターであり、生前は引退後も各方面で取材など
にも応じていました。
彼のユーチューブでのコメント見ると、バスケットボールに対する異常なまでの執着が
感じられました。
彼は現役中は、他の選手がやっているように、友達同士でつるんで飲みに行ったり、
旅行に行ったりということをしなかったそうです。
なぜならば、引退後に「もっとやっておけば良かった」という後悔をしたくなかったから
だそうです。
ちなみに、コービーブライアント選手は飲みにも行かず、その結果、友達を失うことについても
気に留めなかったようです。
また、自分が投資家として投資をする企業を選ぶための基準としては、「執着する文化」を
挙げています。
興味のある人は、(英語版ですが)以下の動画をご参照ください。
https://www.youtube.com/watch?v=VSceuiPBpxY
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
採用すべき人間については色々と考えている企業も多いと思いますが、
それとは逆に、採用すべきでない人間ということについても考えることが必要です。
なぜならば、採用すべきでない人間を採用することは、会社にとっては害になるからです。
色々と見ていて私が感じる採用すべきでない人間とは、「ずるい」人です。
ちなみに、「ずるい」というのはGoo辞書で調べると以下のような説明があります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[形][文]ずる・し[ク]自分の利益を得たりするために、要領よく振る舞うさま。
また、そういう性質であるさま。悪賢い。こすい。「―・いやり方」「―・く立ち回る」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
みなさんが、このような人物が会社に害を与えるというのは想像がつくのではないでしょうか?
あなたの組織では、ずるいと思う人は採用してはいませんか?
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
あなたが部下を持ち、彼らを指導する立場であれば、「3つ褒めて1つ叱る」ということを
意識して部下と接しているかもしれません。
よく言われるように、相手に聞き入れてもらうように指摘を伝えるためには、
「3つ褒めて1つ叱る」という考え方は有効です。
しかし、単に「3つ褒めて1つ叱る」だけではうまくいけません。
「3つ褒めて1つ叱る」際には、「しかし」という言葉を使わないようにすることが大切です。
一つの例を挙げてみます。
もし、あなたが上司から
「君はお客様に笑顔で接するところがいい。また、しっかりと挨拶をしているところもいい。
更に、商談の後にお客様へ礼状を送っているところもいい」と3つ褒められた後に、
「しかし、身なりを直した方がいい」と言われたらどうですか?
前向きに受け入れようと思えますか?
次に、以下のような言い方で指摘をされたらどうでしょうか?
具体的には、「しかし」を使わずに「そのため」を使ってみます。
(上述したように3つのポイントを褒められた後に・・・・)
「そのため、身なりも直したほうがいい」と
言われたらどうでしょうか?
「ああ、そうか!?」と感じないでしょうか。
いずれにしても、感じ方に差があると思います。
褒めた後に「しかし」を使って指摘すると、せっかく褒めたことが打ち消されてしまいます。
一方で、褒めた後に「そのため」を使う、褒めたことを残したまま、指摘点を相手に伝える
ことができます。
簡単なことですが、相手の受け取り方は変ってきます。
ぜひ、意識をしてみてください。
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
業績が上がる組織は、雰囲気が違います。
具体的には、組織のメンバーが目標に集中しています。
業績の上がらない組織はその逆で、メンバーは目標に集中していません。
もしあなたが業績の上がる組織に変えたいと思うのであれば、まずは現状の
組織の雰囲気に注目してみましょう。
組織の雰囲気を見極めるポイントは、メンバーの返事の仕方です。
指示や依頼を受けた際に、ハキハキとした返事をする組織は業績の上がる
雰囲気だと言えます。
そのため、返事の徹底をすることから始めてもいいでしょう。
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
社長の中には、何かの意思決定を行なう際に、従業員の意見を聞いて
自分の考えを簡単に変えてしまう人もいます。
それぐらいの思いであれば、やらないほうがいいでしょう。
そもそも、社長が「何としてでもやる」という意気込みを持っていることしか
大きな成功はありません。
軽い気持ちでやったことが、大きな事業の柱になるというのはほとんどないと
言っていいでしょう。
逆に言えば、従業員がどんなに反対しようとも、社長が覚悟を持ってやると決めた
ことであれば成功する確率は高いと言えます。
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
ドラッカーは成果を挙げることができるエグゼクティブ(経営陣)とは、
「なすべき事をなす」ことができる人だと述べています。
この「なすべき事をなす」とは、つまり、「使うべきところに時間を使う」という
ことと言い換えられます。
このように考えると、社長をはじめとする経営陣が成果を挙げるためには、
なすべき事をなすための時間管理が重要だということがわかります。
あなたの時間管理が成果を挙げるためのものになっているかを確認しましょう。
そのためには、以下の質問について考えることが有効です。
・今週中(今月中)に、自分が社長としてなすべき事は明確になっているか?
・なすべき事がスケジュールに組み込まれているか?
ぜひ、参考にしてみてください。
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
サービス業で働く人であれば、ホスピタリティという言葉は聞いたがことが
あると思います。
この言葉の意味を検索すると、「おもてなしの心」などと説明しているサイトもあります。
一般的にも、ホスピタリティという言葉の意味としては、そのような認識だと思います。
しかし、今日のクライアントとの打合せでホスピタリティという言葉が議題となったので、
改めて英英辞典(Longman、Collins)で調べてみると以下のような表記がありました。
Longmanでは、
「 friendly behaviour towards visitors」
Collinsでは、
「 friendly, welcoming behaviour towards guests or people you have just met」
直訳すると、「訪問者あるいは出会った人に対するフレンドリーでウェルカムな行動」です。
つまり、「心」や「精神」ではなく「行動」や「所作」を表す言葉でした。
本来の語源からズレて意味を認識していることもあるものですね。
ご参考までに。
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
多くの社長が、裸の王様にはなりたくないと思っていることでしょう。
裸の王様にならないためには、自分に苦言を呈してくれる部下を持つのが
大切ということも分かっていることでしょう。
しかし、なかなかそのような部下を持てる人は多くありません。
その理由は、目上の人間に対して、はっきりと自分の意見を言える人間を
昇進させていないからです。
もちろん、何でもかんでも意見をする人がいいのではなく、組織のことを思って、
臆すること無く意見を言えそうな人間を見つけて、その人間を自分の近くに置くように
するのがいいでしょう。
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
人間関係を改善したければ、自分の都合ではなく、相手の都合を優先することを
意識してみましょう。
知らず知らずのうち、自分の都合を通そうとしている人は多いようです。
なお、このことは商売においても当てはまります。
自社の都合よりも顧客都合を優先するということです。
ちなみに、これを仕事上で実践しようとした場合に難しいのは、働く人々は、
上司や会社の都合を考えることも必要だからです。
一つ言えることは、あなたが、会社や上司が顧客の都合よりも自分たちを優先している
と感じるのであれば、その職場は辞めるほうがいいかもしれません。
どうせ、長続きはしないからです・・・。
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
聞いたことがある人も多いと思いますが、「学ぶ」という言葉は、「真似ぶ」(真似る)という
言葉と同じ語源だと言われています。
つまり、真似ることが学ぶことだと考えられます。
そのため、手っ取り早く学ぶためには、モデルとする人を見つけてその人を真似ることが
有効だと言えるわけです。
具体的には、あなたが尊敬したり、憧れる人がいるのであれば、その人が薦める本
を読むようにしましょう。
自分がモデルとする人物を真似る場合に、最も難しいのはソフトの部分、つまり、
考え方を真似ることです。
考え方を真似るには、その人が感銘を受けた、あるいは思考の一部となっている本を読むことが
有効です。
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
マラソンをしない人でも、ナイキの厚底シューズが話題を集めているという話は
聞いたことがあるのではないでしょうか。
ナイキがマラソン用に投入した厚底シューズを履いたランナーが、
ニューイヤー(全日本実業団)、箱根駅伝などで次々に記録を塗り替えているのです。
昨年あたりからそのシューズが登場してからは、ナイキへの注目度は高く、
現在の日本のマラソン市場ではナイキが一強となっています。
実際に、2017年の箱根駅伝出場選手210名が着用していた靴のメーカー比率は、
アシックス67名(31.9%)、ミズノ54名(25.7%)と二強状態で、ナイキは36名(17.1%)
でした。
それが、2020年の同大会の数値を見ると、ナイキ着用率が80%を超えるなど、ナイキの
躍進が際立ちます。
さて、そもそも厚底シューズがなぜそこまで選手の記録を伸ばすことができたのかという
ことですが、その理由は従来からの定説とは全く異なる発想での靴作りにあると言えるでしょう。
マラソン業界では、これまではどのシューズメーカーも軽量化にしのぎを削ってきました。
100グラムの軽量化で、タイムが3分間縮むという実験結果もあるため、これまでの
マラソンシューズは「軽くて薄い」が定番でした。
しかし、ナイキはこれらの発想とは一線を画し、軽量化よりも、推進力アップと選手の足への
ダメージを軽減するための靴作りを行ないました。
この結果、開発されたのが厚底シューズと言われています。
アシックスやミズノなどの日本勢もナイキに奪われたシェア奪還のために色々と画策している
事と思われますが、しばらくはナイキの独走が続きそうです。
私もスポーツをやっていたため、かつては様々なメーカーの靴を履き、ナイキの靴も履いた
ことがありますが、品質としては日本メーカーのほうが良かったと認識しています。
しかし、現状のマラソン業界においてはナイキが一人勝ちであり、いわゆる「品質追求」が
必ずしも会社の成長には関係がないことが分かります。
今回の事例では、品質追求もさることながら、発想転換という要素の重要性を感じます。
これは、ゼロベース思考で物事を捉えていくことの重要性を示す良い事例とも言えるでしょう。
なお、ゼロベース思考とは、これまでの慣例や既存概念にとらわれずに、自由に思考する
という意味です。
ナイキの強みはマーケティングと言われていますが、まさにそれが如実に表れた結果と
言えるでしょう。
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
仕事の場面で、誰かが粗相をした場合に、その上司や先輩が「彼には悪気は無い」という
ことを言うのを聞く事があります。
これは、彼が意図してやったのではないので大目に見ようという意味です。
しかし、残念ながら、「悪気は無い」と言われる人の多くは、同じ事を繰り返します。
なぜならば、これは彼の意識の問題ではなく、能力の問題だからです。
「悪気はない」という言葉は、「意識」の話をしているように感じますが、
実際には「能力」の問題です。
「意識」と「能力」の問題を切り離して考えることで、適切な対応ができます。
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
トランプ大統領が就任して以降、民主主義の危機が叫ばれています。
具体的には、衆愚政治という現象が起きていることに対する危機です。
衆愚政治とは、Wikipediaによると以下のような説明があります。
「多数の愚民による政治の意で、民主政を揶揄して用いられる言葉。」
補足をすると、十分な教育を受けていない、あるいは適切な判断のできない有権者によって
選ばれた政治家が、有権者に過度に阿る政策を採ったりする様子を指します。
ポピュリズムという言葉とも近い概念です。
さて、最近ある記事を呼んで、まさにアメリカでは衆愚政治が行なわれていると
感じることがありました。
モーニングコンサルトという会社が今年1月に行なった調査によると、なんと28%の有権者しか、
地図上でイランの場所を正しく特定できなかったというものです。
ちょうどアメリカがイランのソレイマニ氏を殺害し、両国での緊張が高まっている時に行なわれた
調査でしたが、このような数字でした。
また、2017年に同様の調査が行なわれた際には、北朝鮮の位置を特定できた有権者の数は、
今回とほぼ同様だったということです。
民主主義というのは、国民の意思が政治に反映されるという点では優れていると思いますが、
実際の運用においては、たとえば衆愚政治に陥るというような様々な問題をはらんでいます。
今アメリカで起きていることは、日本にとっては他人事ではないと言えます。
良い政治を担保するために、有権者一人一人が学ぶことは欠かせないと言えるでしょう。
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
社長であれば、自社が提供する商品の価値を高く保ちたいと思うはずです。
そのために、絶え間なく商品の改良やサービスの改善などに精を出している
会社もあることでしょう。
しかし、それよりも簡単に価値を上げる方法があります。
それは、自社の商品の価値を価値と感じてくれる人を顧客にするということです。
逆に価値を感じてくれない人を顧客にすると、悪い口コミを生むことにもなります。
たとえば、あなたが何かを教えることを商売としているとします。
このときに、相手のレベルに応じてターゲットを定めることができます。
初心者、中級者、上級者といった具合です。
あなたの持っている商品の価値を最も高く評価してくれるのは、どの層でしょうか?
初級者であれば高い評価を得られるけれど、上級者からの評価は低い。
その逆もあるでしょう。
こういった観点でターゲットを定めるということも大切です。
これは、どのような属性の人たちをターゲットにするかという話にもつながりますね。
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
他社の成功事例を、そのまま真似して実行するのは得策ではありません。
なぜならば、成功事例が成功しているのには、一定の条件が揃っているからです。
つまり、その条件が揃っていなければ、成功事例にはなり得ないということです。
当然ながら、その条件を満たしていない状態で自社が実行しても、うまくはいきません。
それらの条件は、大きく二つに分けられます。
外部環境(業界動向、競合の状況など)と、内部環境(自社の状況)に関するものがあります。
特に内部環境の分析には注意が必要す。
なぜならば、内部環境は客観的な分析が難しいからです。
ちなみに、内部環境分析の中には、
・自社の強み
・ミッション(使命)、ビジョン(実現したいことのイメージ)
などがあります。
他社の成功事例を自社に採り入れる場合には、それが成功するための条件を満たすことを
考えて導入するようにしましょう。
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
あなたは職場において、部下や後輩を指導する立場にありますか?
もしそうであれば、少しでも相手を成長させようと色々と悩み考えていることでしょう。
相手を成長させるために意識したいことは、自分の説明が相手に届いているかという点です。
色々な場面で指導風景を見かけますが、熱心に教えている側の言葉が、教えられている側に
届いていないと感じることが多くあります。
そのため、指導する際には、相手が理解しやすい言葉、説明方法を選ぶということを
意識することが必要だと言えます。
相手に伝わらなければ、単なる独りよがりです。
しっかりと相手に伝わるような指導をするために、相手に響く言葉と説明を意識しましょう。
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
従業員に遠慮してしまい、思ったことを言えない社長は少なくありません。
あなたもそうでしょうか?
ちなみに、社長が従業員に遠慮し、言うべきことが言えない状況が続くと、
会社は衰退の一途をたどります。
それは、従業員が自分たちのやりたいように仕事をし出すからです。
顧客や会社よりも自分たちを優先するようになり、いつの間にか売上も下がり始めます。
さて、そもそも社長の従業員に対する遠慮とは、どこから来るのでしょうか?
多くの場合は、従業員のやる気を下げたくない、あるいは退職して欲しくないという
社長の思いから生じていると言えます。
もちろん、そのような社長の気持ちもわかりますが、従業員への遠慮が、実は、
返って会社にとっては大きなダメージを与えることを認識することが必要です。
また、社長の皆さんに認識していただきたいことは、遠慮によって社長の義務を
果たさないことは罪であるということです。
ちょっときつい言い方をしましたが・・・・、そのくらいのことだということです。
ここで言う社長の義務とは、従業員に対して「何が正しいかを教えること」です。
時には遠慮することもあるでしょうが、ここのポイントは外してはいけません。
改めて、自分が社長として従業員に対して「何が正しいかを教えているか」という
ことを考えてみてはいかがでしょうか?
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
会社を成長させるためには、いつでも安心できることだけをするのではなく、
チャレンジすることが必要です。
しかし、チャレンジすることと無謀とは異なりますので、そこは区別しなければ
いけません。
Goo辞書によると、それぞれの定義は以下のようになります。
無謀とは、
「結果に対する深い考えのないこと。また、そのさま。無茶。無鉄砲。」という意味です。
一方、チャレンジ(挑戦)とは、「困難な問題や未経験のことなどに取り組むこと」という
定義になります。
自分がこれからやろうとしていることが、チャレンジなのか?それとも無謀なのか?
改めて考えてみましょう。
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
経営者として意思決定をする際に、時には「理」と「情」のどちらを取るかで
迷うことがあるかもしれません。
より適切な意思決定をするために、それぞれ「理」と「情」について
以下のような理解をしておくことは有効です。
「理」とは、理論的に考えて、会社が成長するための最適解であるのに対し、
「情」とは従業員に対する思いやり、配慮と言えます。
会社を伸ばすためには「理」が必要。
しかし、「理」だけでは会社から人間性が失われるというのも事実でしょう。
一方で、「情」だけでは、そもそも会社は成長しません。
では、どのように両者のバランスを取るか?
それは、社長が「自社にとって最も大切なことは何か?」
という質問に答えることで見えてくると言えます。
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
ビジネスの世界で成果を出し続けることができる人は、専門分野については深さを持ちながらも、
それ以外の広範囲の知識を有している人だと言えると思います。
つまり、”専門バカ”ではないということです。
(ただし、”専門バカ”と言っても一つ分野について深く精通していることは立派なことです。)
しかし、それでは視野が狭く、仕事に限界が出てきます。
そのため、時間の使い方については集中と分散の両面を意識することが必要でしょう。
集中とは、掘り下げる、深掘りするという意味で、自分の専門分野の学習を指します。
一方、分散とは、深さは無くてもいいので、専門分野以外の幅広い知識を
習得することです。
集中と分散の時間を、はじめから並行して意識できる人はいいですが、(私のように・・・)
不器用なタイプの人であれば、若いうちは自分の専門分野に特化する「集中」の時間をメインとし、ある程度仕事ができるようになったら、今度は「分散」の時間を多くしていくということでもいいかもしれません。
なお、ここで言う分散とは、一般教養という意味を含んでいます。
皆さんは集中と分散の時間をバランス良く取れていますか?
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
人は、特に意識をしない限りは、同質性の高いものに囲まれて生活を
することになります。
自分が属する社会、組織、コミュニティに属する人もまた、自分と同じような、
同質の価値観を持っている人であるということです。
都市部と地方、ホワイトカラーとブルーカラー、製造業とサービス業などでは、
そこに属する人によって大きく価値観が異なるのは良くおわかりだと思います。
一方で、同じコミュニティに属する人は似たような価値観を持っていると言えます。
自分が世の中を理解しようとするのであれば、意識して異質さを感じられる環境に
身を置くことだと言えます。
これによって、より多面的に物事を見ることができるようになります。
旅行に行くというのは、異質さを感じるのには絶好の機会と言えるでしょう。
旅行に行くことで見聞を広げるというのは、それによって異質さを体験するから
だと言えると思います。
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
時には、仕事から逃げることも、幸せな人生を歩んでいくためには大切なことです。
しかし、仕事上で、逃げるためには条件が必要です。
何でもかんでも逃げて言訳ではありません。
具体的には、逃げるのが正しいと考えられるのは以下の全ての条件を満たすときです。
1.全力でやったが成果が上がらない
2.自分に合っていないと感じる(才能を活かせない)
3.やっていて面白くない
一般的には、そもそも全力でやらずに逃げるという選択をする人もいますが、
これは時期尚早と言えます。
上記の条件を満たしたうえで、晴れて退職、転職活動をしてみましょう。
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
理解が早いが、その一方で物事を表面的に浅くしか理解しようとしない器用なタイプと、
理解するまでに時間はかかるけれど、深く理解しようとする不器用なタイプの人間がいます。
学校でも会社でも、どちらかというと前者のタイプのほうが重宝されがちです。
しかし、新たな事を始めたり、また、最後までやり抜いたりする力があるのは、
後者のタイプに多いと感じています。
あなたが社長やマネージャーであれば、両方のタイプの人間がいることを知り、
会社や部署を発展させていくためには、すぐに成果が出ないからと言って、後者のタイプを
切り捨てるようなことがないように関わることが必要になります。
特に、自分が器用なタイプである上司ほど注意が必要です。
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
何かの組織に属する際には、リーダーの影響を大きく受けることになります。
良いリーダーの下であれば自分が成長し、充実した時間が過ごせますが、
良くないリーダーであれば、真逆のことが起こります。
自分たちの組織のリーダーが良くない場合に、それを変えていこうとする努力はわかりますが、
状況によりますが、一般的には現実的では無いとも言えるでしょう。
早いのは良いリーダーのいる組織へ転籍することです。
自分がメンバーである以上は、常に自分の組織のリーダーを見定めるくらいの心構えが
必要でしょう。
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
仕事でもスポーツでも勉強でも、成果を出すためには集中力が欠かせません。
集中していなければ、どれだけ長い時間を費やしても見込める成長は少なくなります。
特に、人に何かを教える際には、相手の集中力を高めることに苦労している人は多いのでは
ないでしょうか。
さて、集中力を高めるにはコツがあります。
それは、マインドセットの時間を取ることです。
ここで言うマインドセットとは、意識の焦点をコントロールすることを指します。
たとえば、学校の先生が生徒に向けて話をする際に、以下のような前置きをします。
「今から、今度のテストに出題される内容について説明をします」
この前置きをすることによって、話を聞く生徒の集中力は高まります。
このような内容をマインドセットと言っています。
当然ですが、マインドセットには、場面によって無限のパターンがあります。
普段からマインドセットを使い、集中力を高めるための訓練をしてみましょう。
こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
トランプ大統領の決定により、アメリカはイランとの間に一触即発の問題を抱えています。
ゴーン元会長は得意のリーダーシップと資金力で海外逃亡を果たしました。
上記2つの事例で共通しているのは、身勝手だが力のあるリーダーによって引き起こされた
災難であるという点です。
モラルや人道的な考えに欠けたカリスマ的なリーダーは、歴史を見ても、
様々な災いを引き起こしました。
同じ過ちを繰り返さないために、人は学ばなければなりません。
上述した2つの事件は他人事ではありません。
一人一人が本件から何かを学び、それを人類の発展に活かして行かなければ
ならないと思います。
経営者、及び経営幹部専門アドバイザー
岡野宏量
〒135-0043
東京都江東区塩浜2-7-5-1001
E-mail :
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お気軽にご相談ください。