こんにちは。
経営者及び経営幹部専門の経営アドバイザー・コーチ
岡野宏量です。
4月9日、ユニクロ柳井社長が2020年8月期の決算見通しを発表しました。
新型コロナウィルスの影響を受けて、純利益が4割減になるとのことです。
さて、この会見の席で、柳井さんが新型コロナウィルスの混乱を経て、
世界が一つにつながっているということ感じたと述べていました。
人、モノ、カネの移動がシームレスに行なわれ、各国は自国のことだけを
考えている時代では無くなったというのが要旨です。
私の認識では、言わば世界は一つの共同体と化しているので、世界全体として
包括的に物事を見て、判断をしていくような広い視点が必要ということだと思います。
このように考えると、保護主義などはもってのほかで、豊かな国も貧しい国も、
「全ての国が幸せになるためにどうしたらいいか?」ということを考えていくのが理想でしょう。
しかし、現実的には、各国リーダーは自国の幸福を最大化することに責任を負っているというのが
一般的な通念です。
世界が進化するにつれて、一国のリーダーの責任概念というものが変っていくことを望んでいます。